クラウドファンディング実施中!事前会員登録でお得に利用!
view more

event

2024.03.19

event

【イベントレポ】地元、居住地、関係人口。さまざまな「地域」のコミュニティ主催者どうしで体験を話し合おう|コミュニティテラス by ピーティックス

日頃よりLULL TECH BEACH(以下、LTB)をご利用いただき、ありがとうございます。
運営スタッフのうってぃーです。

2月27日にLTBにてPeatix Japan様主催のイベントを開催いたしました!
今回ご参加いただけなかった方のために、当日のご様子を一部ご紹介いたします!

【目次】
・コミュニティ主催者の交流の場「コミュニティテラス」とは?
・コミュニティ運営歴10年のプロに聞く「コミュニティ作りのキーポイント」
・参加者から中島さんへ相談タイム
・最後は立食形式で交流会
・まとめ

■コミュニティ主催者の交流の場「コミュニティテラス」とは?

ピーティックス主催の新しいイベントシリーズ「コミュニティテラス」。
記念すべき初回を、LULL TECH BEACHで開催しました!

コミュニティテラスは、コミュニティの主催者同士が集まり、知識や情報、悩みや課題を共有し、多様な問題解決方法や面白いアイデアを生み出す場として、コミュニティ主催者向けに設けられたコミュニティです。

コミュニティやイベントを主催しているという共通点をきっかけに、興味や趣味が合う人はもちろん、新たなつながりに出会うことができます。

私たちもコミュニティやイベントを運営する立場として、日々試行錯誤を繰り返しているのですが、
チーム内で悩みを抱えがちだったり、誰に相談したら良いのか分からなかったり、
ナレッジの蓄積に課題を感じていました。

他のコミュニティに「コミュニティマネジメントを教えてくださーい!」と突撃するのはハードルが高いので
こうしたコミュニティマネージャー、イベント主催者が交流できる場があるのはとても嬉しいですね。
たくさんのイベントを見てきたピーティックスさんならではの、熱量も質も高いイベントでした。

■コミュニティ運営歴25年のプロに聞く「コミュニティ作りのキーポイント」

初回のテーマは「地域」ということで、地域のコミュニティ事例をベースにコミュニティ作りのポイントを学んでいきました。
ゲストは「としま会議」をはじめ、全国の様々な地域のコミュニティ活動をサポートしている中島明さん。

中島さんは、ご自身が区外から豊島区に引っ越したことがきっかけで、
地域に知り合いや仲間を増やしたい、まちの面白い人や場所をもっと知りたいという気持ちで
「としま会議」というトークライブ&パーティーを立ち上げました。

他者や若者を寄せ付けない雰囲気のある地域でも
中島さんは地域の祭りに参加することで住民の懐に入っていったそうです。
ただ、重要なのは「参加するだけではダメだということ」。
祭りに参加した後、次の日の片付けに最後まで参加してやっと「君、名前は何て言うんだい」と話しかけてもらえるのだと。
相手に心を開いてもらうのに、楽しいとこ取りは都合が良いですよね。
相手と一緒に片付けまでして仲間として認めてもらえる。
それが地域コミュニティでは重要だと語っていました。

地域活性や地方創生に関わる方は、
地域の力になりたいという気持ちと、地域住民に受け入れてもらえないという難しさを感じている方も多いのではないでしょうか。
「郷に入っては郷に従え」という言葉があるように、郷というコミュニティの真髄はやはり楽しさも辛さも地域住民と一緒になって体験するところなのかもしれませんね。

中島さんの実体験に基づいたトークセッションは続き、
コミュニティを立ち上げる際のポイント、
コミュニティを永く続けるためのポイント、
コミュニティ内の人間関係のポイントなど
コミュニティ運営者なら誰もが聞きたかった内容が盛りだくさんでした。

[ゲスト]

としま会議 代表
RYOZAN PARK インキュベーションマネージャー
中島明さん

株式会社リノベリング チーフディレクター関係構築と場づくり、共創型プロジェクトを専門とし、テーマコミュニティからローカルコミュニティまで、企業・行政・NPOの他、政治家・映画監督・料理家・スポーツ選手・アーティストなど、様々なプレーヤーとプロジェクトを共にしてきた実績を持つ。
2014年からローカルの分野で積極的に活動をスタート。としま会議(2014〜2024)や池袋ローカルゲート(2020)などを企画・プロデュースする他、2017年からは東京都認定創業支援施設にも認定されているRYOZAN PARKのインキュベーションマネージャーも兼任。その他、2015年からは全国に広がるリノベーションスクールの運営にも関わり、各地の新しい動きを後押ししながら、イベントとコミュニティの間、コミュニティのその先のつながりについて、日夜実践と分析を繰り返している。


手を繋ぎあえば、人の可能性が花ひらく。20年コミュニティに関わり続ける中島明さんが、コミュニティより大切にしたいこと
▶ピーティックス グループページ としま会議実行委員会

■参加者から中島さんへ相談タイム

中島さんのトークセッションの後は、おにぎりを食べながら、お酒を飲みながら、リアルなお悩み相談会。
参加者の半数以上が質問を投げかけ、とても熱量の高い時間でした!

中でも、私が参加して驚いたのが、
質問に対して回答するのがゲスト登壇者の中島さんだけでなく、参加者同士というところ。

セミナー形式だと質問しづらい雰囲気だったり、登壇者と参加者の1対多の構図になりがちなのですが、
そこはコミュニティテラス。コミュニティ運営者が集まるだけあって、相互コミュニケーションが盛んな素晴らしい会でした。
少人数でお互いが話しやすい雰囲気作りが上手なのは、ピーティックスさんと中島さんというイベント運営のプロが開催しているからこそですね。

■最後は立食形式で交流会

コミュニティ運営、イベント主催というキーワードを共有しているからこそ
安心して話せる仲間が集まって、素敵な雰囲気でした。
色々なところでコラボの話しも!

個人が繋がるだけでなく、コミュニティとコミュニティが繋がることで
更なる広がりが望めそうです。

■まとめ

集合写真はピーティックス( Peatix )のP!

今回、イベントの開催会場というカタチでコミュニティテラスに関わることができて光栄でした!
次回開催はただいま企画中とのこと。
どのような切り口でコミュニティを学べるのか、今からとても楽しみです!

今回の開催会場に選んでいただいたピーティックスさん、
ご自身の実体験を交えてコミュニティノウハウをシェアしてくださった中島さん、
ご参加いただいた皆さん、
ありがとうございました!!